2025/08/15 19:35

こんにちは、こじるりです。ふと思い出したのは、こゆきと一緒に東京・浅草寺へ行った日のこと。あの日は新しくお迎えしたセーラー服セットを着ていきました。淡いベージュの半袖ブラウスに、春の青空みたいなリボン。浅いブルーのプリーツスカートと合わせて、雷門の石畳を歩けば、まるでドラマの中の青春シーンに迷い込んだよう。


仲見世通りを歩いていると、着物店の木枠窓から差し込む陽の光が制服のひだをやさしく照らしてくれました。人形焼の老舗を通りかかると、女将さんが「おいしいよ」と笑顔で声をかけてくれる――そんな下町の温かさと、制服が持つ青春感が不思議に溶け合って、『君に届け』のワンシーンが現実に降りてきたみたい。


日本の制服文化には、青春と儀式感を大切にする想いが込められています。浅草寺で風鈴の音を聞きながら、絵馬の文字を指先でなぞったとき、まいにちドラマの制服がなぜ心に残り続けるのかがわかった気がしました。――それはただの服じゃなくて、へいぼんな日常を青春物語に変えてくれる魔法だから。


次はこの制服を着て鎌倉の海辺へ行き、海風にスカートと想い出を一緒に詩へと吹き込んでもらおうと思います。

そして、コスコスコであなたも“青春を着る”体験をしてみませんか?こじるりより…..