ハロー、凛です。

今日はクローゼットを開けたとき、ふと目に入ったお気に入りの一着——白いシャツのセーラーカラーに黒いリボン、まるで漫画のコマから抜け出してきたような清楚さ。黒いスカートに走る白いラインは、きりっとしながらもどこか愛らしく、自然と背筋を伸ばして歩きたくなる。

家で温かいお茶を淹れ、久石譲のレコードをプレーヤーにかける。針が落ちた瞬間、部屋は静けさに包まれ、聞こえるのは音楽とページをめくる音だけ。窓から差し込む光が制服を照らし、白い生地にやわらかな輝きをまとわせて、まるで一枚の静物画のよう。

この服を着て机に向かい、手紙を書くと文字まで少し優しくなる——制服って、そんなふうに何でもない日常に儀式感と物語を添えてくれる魔法なんだと思う。

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